伊藤はり灸治療所　ノホホン日記

まいど、伊藤です。

昨日、急展開した事件があります。そう、袴田事件。


（静岡新聞　2014年3月27日夕刊、2014年3月28日朝刊）

事件はここ清水で起こりました。私の生まれる前の事件です。
冤罪を話題にする時必ずといってよいほど取り上げられます。

袴田事件を取り上げたドキュメンタリー、映画、書籍などは数知れず。
いくつかは私も興味を持って見ました。何度か「袴田集会」にも足を運びました。
わかったこと。それは「自分も冤罪とは無縁ではいられない」事でした。

政治的ナントカとか、思想がどうとか言うのは私自身あまり興味がない。
ただ、48年も捏造（されたと思われる）証拠で死刑囚として拘留されていた事実は、
あまりにも非人道的で正義がありません。不正が行われていたなら、それは正すべきです。
どんなに頭がいい人でも、権力者でも、それは人間として当然です。

失われた時間は戻りません。
その時間を奪った人々は、どんな償いをするのでしょうか？

とにかく、袴田さんに正義が一日でも早く戻ることを期待します。

Gracias