伊藤はり灸治療所　ノホホン日記

Hola!　伊藤です。

バンドネタの続き。ホコリだらけのエレキギター。板が割れてバリバリ鳴るアンプ（スピーカー）。
さて、次に押入れの奥から取り出したるコノ怪しげなケース。


アタッシュケースに見えますが、エフェクターケースなるもの。
エレキギターはアコースティックギターには出ない音を出します。
ロックなどでは強烈に歪んだ音。エコーがかかったような音。泣き声のような･･･
その様な音は、『エフェクター』という機器を通して音の特色を与えます。
言ってみればキャラクター。
アナタの好きなあのバンドのギタリストも、足元にだいたいこんな箱が転がっているはずです。
「あ、このギターの音はあの人（バンド）だな」なんて事も結構わかるものです。
（もちろん、ギターやアンプその物の音も大いに関係していますが）

さて、私も昔はそんなエフェクターを使って演奏していたんですね。
それがこのケースに入っているはず･･･だったんです。4つくらいは。
それなりに、使える音を作り出すお弁当箱みたいな機器が。
懐かしさがあふれる、あのペダル。色。あ～、あの頃私は若かった。
しか～し、私の期待は大きく崩れ去った。


なんじゃ、2つしか入ってない。ディレイ（RDD-20）とヘビーメタル（hm-2）だと。
ドラマーでもないのになんでドラムスティックが入ってるの？？しかも新品。
オーバードライブは？ディストーションは？コーラスは？どちたの？
･･･。記憶を辿ると、どうやらお嫁に行ったり貸したまま行方不明なんだな。これが。

メタリカやるんじゃないだから、これじゃあまともな音が作れません。
だが、いまさら一個ずつ集めていくお金もない。

苦肉の策で、中古を物色しにリサイクルショップへ。ありました。お買い得品。
まるで、私の来店・購入を待っていたかの様なピッタリのエフェクタ。さっそく、仲間入り。


G3Xというマルチエフェクター。マルチっていう訳で、一個で何種類もの音を作れる優れもの。
当時、ギター小僧には高嶺の花でした。今は新品でもずいぶんとお求め安い価格になっていました。
今回は中古で買ったので半額以下。アダプターを新品で買っても1万円でおつりがきました。

中古と言うことで壊れてやしないかと心配でしたが、大丈夫そう。よかった。
とにかくギター演奏もそうですが、音作りも大事です。
ギョイーンとかチョイーンって音、出したいじゃないですか！
この新しいお弁当箱も、たくさんいじって使いこなさなくては！

本番まであと1ヶ月。何とかなるかな～。指イタ･･･

Gracias