伊藤はり灸治療所　ノホホン日記

Hola!　伊藤です。

秋といえば、食欲の秋。納得･･･
いやいや、芸術の秋でございます。

そんなわけで、先週の金曜日のイベントですが『素敵な音』を聴いてきました。
『チェコ弦楽五重奏PSQ　多彩な演目でお贈りするチェコ弦楽コンサート』
in　清水文化会館　マリナート


S席の親子チケットが3000円という、とても良心的なプライス。
大人2人、子供2人で6000円ですよ。ラッキーです。

さて、このコンサートではプレ演目(?)で桜ヶ丘高校のブラバンが数曲演奏してくれました。
とても迫力のある演奏で、楽しめました。
フィリップ・スパーク作曲の【陽はまた昇る】では、心が熱くなりました。
東北の震災復興支援としてかかれた曲です。なぜだろう、音って雄弁だ。
ユーチューブで検索すると聞けます。

ブラバンで会場が暖まったところで、PSQの皆様の登場です。
第一部のチェコにまつわるクラシック曲。もちろん、素晴らしい。
プラハの町並みが一瞬浮かびました。
お楽しみの第二部。映画音楽【ウェストサイド物語メドレー】から始まります。
ご年配(?)で映画をご覧になったことのある方は、涙もの。
きっと、どこからともなくあの歌声が聴こえてきたことでしょう。
続いて、ピアソラ。鳥肌が立ちます。
実はコノ時間帯なると子供（特に小学生）は飽きてしまいます。
私の子供（小4）も例外ではなく、ズルズルと落ち着きがない。仕方ない。
前から5列目のど真ん中に陣取った伊藤家は後ろから丸見え。
困ったな～と思ったら、ピアソラ。良かった!!!【忘却】【天使のミロンガ】ナイス!
ピアソラは私が好きで、ドライブの時は車内でノリノリでかけています。
「あ、お父さん。これ聴いたことあるね。車でかけるね。」
少しでも聴いたことのある曲が流れると、子供って集中力戻ります。

【ブガッティーステップ】、
【アイガットリズム】【ザ・マン・アイ・ラヴ】、
【雨にぬれても】、【ビートルズ　ミッシェル】、
【テゥー・ダーン・ホット】と名曲が次々と!!!

アンコールでは子供たちを意識してか「アナ雪」のサービス。
他にも曲目は忘れてしまったけど、とにかく大サービスでした。
コントラバスのジリ・ロハンさんの片言日本語もなぜかほっこりします。

ラストは復興支援ソングの「花は咲く」。桜ヶ丘高校ブラバン女子の歌声。
このラストの選曲。泣かせます。会場中の音が心が空気がひとつになるような感覚。
PSQの5人の心が、弦の響きを通して私達に訴えかけてきます。

とても幸せな時間でした。
子供たちも、「楽しかった」「部活を休んでまで来てよかった。ありがとう。」と･･･。
こちらこそ、ありがとう。

PSQの皆さん、桜ヶ丘高校のブラバン、ありがとう。
主催していただいた、静岡・クラシック音楽を広める会の方ありがとう。
会場の皆、ありがとう。
ありがとうの花が咲きます


次回は来年の6月を予定しているようです。要チェックですね。

しかし、やっぱりチェロっていいなぁぁぁぁ。

Gracias