伊藤はり灸治療所　ノホホン日記

まいど、伊藤です。

いやぁ、暑いです。台風8号の被害はここではそれほどなかったようです。
植木鉢やら日よけスクリーンやらを片付けてしまったので、再び元通りに・・・
結構大変です

こんな暑い日はエアコンの効いた部屋で読書がマル。で、今日は読書の話題。
「負けない！」クルム伊達公子さんの本です。ポプラ社ノンフィクション。


=挑戦することは楽しいこと=
彼女がそう言うと、本当に心底そう思っていると感じます。
笑顔がとても印象的ですが、その奥には自分への厳しさがあります。
所謂、一流といわれるスポーツ選手に共通することだと思います。
この本ではそういう自分自身のコントロールをいかにしてきたかが、
随所に語られています。それに尽きるといっても過言ではない。

世界ランキング4位までいきながら、25歳で引退。
「テニスが楽しくなくなってしまった」「思い残すことはない」
やりきった人だけが語ることの出来る言葉。重い決断です。
しかし、11年のブランクを経て36歳で再度挑戦する。
並大抵でない努力と精神力が彼女をそうさせた事がうかがえます。
もちろん、引退後の充実した生活がなければそうならなかったでしょう。
だからこそ、彼女は再びコートに立つことができた。

テニスでもサッカーでも何でもいい。一生懸命にやること。
それに向き合う自分をどうコントロールしていくか。
これはスポーツに限らず、勉強でも仕事でも言えることです。
人間は欲張りです。でも、欲がなければ成長もない。
だから欲は決して悪いわけではない。ベクトルさえ間違わなければ。

熱いのは決して松岡修三氏だけではありません。
あなたのハートの中にも、情熱がある。最近ソレ、燃やしてる？（自問自答･･･）

因みに、この本は小学生向けの本です。（子供が学校図書室から借りてきた）
しかし、大人が読んでもいい。 無駄な装飾がないストレートな文章です。
TVでちょっと名前を聞く程度の人が書いた下手な新書の啓発本買うよりいいと思います。
読書、どうですか？

Gracias