伊藤はり灸治療所　ノホホン日記

まいど、伊藤です。

ショッキングなニュースが飛び込んできました。
アルペンスキー男子のエース、湯浅直樹さんが怪我してしまったそうです。
先日もNHKのBS1「スポーツ・トライアングル」で取材されていました。
スイスのウェンゲンで行われたワールドカップ（W杯）で転倒し受傷。
コーチ曰く、「足の内側にある距骨（きょこつ）にひびが入っていた。」
距骨とはこの骨。（赤く塗った骨）


「手術をして１０日間安静にし、経過が良ければリハビリする。」（同コーチ）
すごいスケジュールです。外踝を骨折して1年後の人間からすると脅威です。
オリンピックの為に4年間、ただひたすら勝ちだけにこだわってきたのですが・・・
例えば、ロード（自転車）選手も落車による怪我を感じさせない走りをします。
しかし、自転車とアルペンスキーとでは求められるものがずいぶん違うと思います。

アルペンスノーボードを必死でやっていた頃、ゲレンデに参考になるボーダーがいない為に
上手なアルペンスキーヤーの滑りを参考にしていました。道具は違えど基本は同じ。
湯浅選手の走りはとてもきれいでパワフル。冗談抜きでオリンピックの表彰台いけるか！
なんて思っていたのですが。厳しい状況になってしまいました。

怪我に負けるな！なんてとても言えません。
とにかく、一日も早く回復してほしい。
本当に他人事ではありません。しかし、OPして10日後にはリハビリ。
トッププレーヤーは怪物です。
「医者を信じてやるしかない。」と湯浅選手は話しているそうですが、
本当は自分を信じてやるしかない！というところでしょうか。

私は･･･今日も時間を見つけてバランスディスクでリハビリです
しかし、スポーツ界の最前線治療はいったいこの怪我にどう対処するのか。
その辺もいつか特集してくれるといいな。しかも、表彰台に立ったサクセスストーリ付きで。

Gracias